真栄田岬でダイビングをめいっぱい楽しむ!
ダイビング、シーズンが来たらわくわくしている人も多いほどに人気のマリンスポーツです。今は誰でも楽しめるスポーツになっていますがダイビングは昔どういったものだったのか?歴史、そして真栄田岬でのダイビングについてご紹介いたします。
ダイビングは本来漁の方法だった

ダイビング、人魚のように遊泳したり、また深いところまで潜ってそこの生態系をみたり、海中を散策したり……レジャー的な意味合いが大きく、非常に人気のスポーツとなっています。
またライセンスを取得することでできることも増えていくので、その取得に熱心になっている人も多いものです。
またある程度の年齢になれば子供でも取得できる、ということで家族皆でダイビングライセンスを持って海を楽しんでいる、そんなご家族もいます。
そして今回舞台になる真栄田岬は青の洞窟で有名な沖縄のダイビングスポット、ここでダイビングをするのを目的に沖縄旅行のプランを組んでいる人もいるほどに人気のスポットとなっています。
こうしてレジャー的な意味合いが強いダイビングですが、もともとこれはどうやってできたものなのか?海に潜ろうと考えたきっかけはどういうものなのか?ダイビングの歴史についてご紹介いたします。
海女さんというのを聞いたことがある人も多いもの、素潜りで海に潜って漁をする人たちです。
ダイビングももともとは同じように素潜りで魚を獲るために考えられた方法となっており、レジャーではなく食糧をとるための方法として利用されていたのです。
人類は海中に向いていない生物、しかしもともと海中生物が多い地球では海の中に潜るほうが食糧を安定して得られる地域もあります。
そしてそんなときに考え出されたのが素潜りであり、この方法で海中生物を狩って食糧にしていたのです。
そしてこの歴史は非常に古く、古事記などでもこの素潜りでの食糧を採る様子が書かれています。
かの有名な万葉集でも海女の様子を歌われているなど、その歴史は非常に古く、そしてなくてはならないものだったのです。
昔は現代のように機械に任せることはできず、人力で行っていることが多いです。
漁も同様に船を使用することもあれば、こうして素潜りで漁をすることもあり、人々の暮らしにおいて大事なものだったのです。
またこの時特に装備はなく、素潜りをする人の肺活量だけで漁を行っていましたが空気を確保しながら潜ったという記録もあります。
ガラスでできた潜水鐘や、羊の革袋を用いて空気を吸い、それで漁をしていたこともあるようです。
陸上に適応してなお海に潜り、そして今はレジャーの一環として海に潜る……母なる地球である海の豊かさに触れて心を癒され、そして生態系に触れる、というのはとても有意義なことです。
もともとは生活のために、いまはレジャーのために、ダイビングという行為はどの時代であっても人々と深い関係にあるのが見えます。
19世紀、ついにダイビング器材ができる!

ガラスや革袋を用いて呼吸を確保する方法もありましたが、それでは長時間の空気の確保は難しいものです。
空気を長時間確保するために考えられたのがダイビング器材で、これができたのは19世紀のこととされています。
このときできたのがヘルメット式潜水器で、ホースを使ってヘルメット内に空気を送るという仕組みです。
この時はまだタンクというものがなく、船とセットのような器材となっています。
今の器材から見ると随分簡易的に感じますが、船の修復作業や沈没船への対応でかなり活躍をした記録があり、ヘルメット式潜水器は人々の海中活動の幅を広げた発明品だといえます。
そして1920年ごろになって日本で初のマスク式潜水器が開発されます。
タンク式のこれは吸気レバーを噛んで空気をマスク内にいれるというもの、そして鼻から吸って口から吐いて安定した空気の供給がされます。
日本でのタンク式ダイビング器材が開発されたのはかなり早い段階だったというのが驚きです。
そしてその後、第二次世界大戦以降にアクアラングが導入、そのまま広がっていき、本格的なレジャーとしてダイビングが考えられていくようになります。
ダイビング教育機関も設立されたりと、みんなが楽しむダイビング、というのが段々ひろがっていったのです。
1970年以降にもなれば器材の進歩によってダイビングの形はかわっていき、レジャースポーツへと進化します。
教育プログラムは日本でも積極的に進み、現代は誰でもダイビングを楽しみ、体験でき、そして学ぶことができる、そんな環境になっているのです。
また購入しやすい器材も開発され、またレンタルをしてくれるところも多いので、誰でも手軽にまずは体験、という形をとることができるようになっています。
またちょっとした指導で使えるような簡単な器材も開発されたというのがポイント、一日体験でもダイビングを楽しめるくらいに身近で楽しいものとなっています。
真栄田岬でのダイビング!

青の洞窟とダイバー 沖縄真栄田岬
ダイビングスポットといえば日本にいて連想されるのはやはり沖縄です。
沖縄は透き通った海が本当に美しく、サンゴ礁や鮮やかな熱帯の魚が泳いでいたりとこれぞ海!といった景観がひろがっています。それゆえに沖縄にはダイビングを目的として訪れる人も多く、シーズンは特ににぎわっています。
またそうした観光客向けの体験教室も非常に多く、ほぼ手ぶらで本格的なダイビング体験ができるところもあるのです。
そんな沖縄の中でも特におすすめなスポットである真栄田岬はどんな場所なのか?その魅力についてご紹介いたします。
真栄田岬と検索するとダイビングがつらなってくる程に関係の深いこの二つ、真栄田岬にはあの有名な青の洞窟があるのです!
洞窟内が青く光る不思議なスポットであるここは、様々な自然の偶然が重なってこんな稀な現象がおこっています。
計算したかのように美しい青の洞窟、しかしそれは全て自然が作り上げた芸術です。海水の侵食によってできた洞窟に太陽光が差し込み、それが石灰質を含む海底に反射して青く見えるのです。
原理はわかっていても、自然でできあがるには多くの偶然が重ならないと不可能ともいえます。
太陽光がある限り青く光って見える、ということでその日の天気によって真栄田岬の青の洞窟は表情を変えるためそれを見比べるのも楽しみです。
そしてそんな青の洞窟もダイビングスポットとなっています。
初心者向けダイビングスポットとしても利用されており、夏休みになるとたくさんの観光客が訪れているのです。
道具の用意も必要なく、体験料に全て含まれているので着替えやタオルなどの用意のみでその体験を気軽にすることができます。
初心者向けということで小さな子供からお年寄りまで、老若男女問わず参加が可能です。
また青の洞窟以外にもダイビングスポットがあり、洞窟前やクマノミ城など、沖縄ならではの光景が楽しめるところがたくさんあります。
観光スポット=陸上のもの、ではないのです!沖縄ではダイビングをして行ける観光スポットがたくさんあり、真栄田岬には初心者にも潜りやすく、それでいて観光スポットとして申し分のない場所がたくさんあります。
深く潜るのが怖いという場合は浅い水深でも楽しめるところが非常に多く、初心者、中級者、上級者と細かく案内されているので自分の技量にあわせてスポットを選ぶことが可能です。
海中だからこその絶景が真栄田岬にはあります。